2020年8月31日にて福島駅前にあった百貨店「中合福島店」が閉店しました。
中合はなんと1830年創業で、1973年に福島駅前に移転してきました。
店舗はもともと三春屋店、十字屋山形店、棒二森屋店、三春屋店、会津店、清水屋店とありましたが、現在ではすべての店舗が閉鎖しています。
今回の福島店で全店営業終了となり中合の会社は精算する予定とのことです。
今後の福島駅前はどうなるのか調べました。
福島駅前の百貨店跡地は?
気になる跡地ですが、野村不動産が事業協力者として選定され駅前複合施設の再開発が予定されています。
ここには住宅、商業施設、公共施設、宿泊施設など生活に必要なものが全て入る予定となっています。
複合施設は約83,000㎡で2022年から工事着工し、2026年度の竣工を目指します。
大きさは地上18階、高さ約90mで予定通り建つと「シティタワー福島」の地上25階、高さ82mを抜いて、福島市で最も高い建物となります。
新施設ができれば福島市のランドマークとなること間違いありません。
この施設の隣接地では福島県立医科大学が2021年4月に保険科学部を開校しました。
それぞの棟について
まず全体像はこちらです。
断面図はこちら
複合棟
オフィスやホテル・商業施設がはいる棟が駅寄りに建つ予定です。
オフィスが5〜7階、ホテルが8〜12階となっています。
また商業施設は1・2階で3〜6階は交公益施設が入る予定です。
公益施設にはコンサートや芸術、会議などができる様々なつどいの空間となる模様です。
住宅棟
住宅棟は13階建て108戸の分譲マンションとなる予定です。
駅至近距離のマンションで大変な人気となるのではいないでしょうか?
もちろん野村不動産の新築マンションとなる模様です。
駐車場棟
駐車場棟は7階建ての予定です。
複合施設・住宅の方々の駐車場となると7階建てでも足りないくらいかもしれませんね。
福島駅前の百貨店跡地は複合棟・住宅棟・駐車場棟の3棟構成に!のまとめ
完成はまだ先ですが先進的な建物になりそうですね。
また、野村不動産ではこの再開発では「空間の共創」をテーマにしており、
若い方からお年寄りまでみんなで楽しみながら街を作っていくことをめざしています。
みんなが住みやすく楽しめる街により一層なりそうですね!